2005-01-01から1年間の記事一覧

愛のショート・リバーブ

◇はてなダイアリーには、仲俣暁生さんの日記があって、 そこで今年のノージャンルベストブック10冊を選んでいる。 http://d.hatena.ne.jp/solar/20051211 年末なので私も選んでみようと思ったのだが、 なかなか選べない。結局あんまり本を読んでなかった、 …

100円ショップで豆炭を買う

◇いやーネクソンのMMORPG「マビノギ」の オープニング画面とタイトル音楽はいいですなー。 でもうちのひよわなパソコンでは やっぱりゲームそのものは動いてくれないですな。 買い換えるなりパーツ変えるなりまでして やりたいかというとそれほどまでは。 ◇…

ふっふっふ。地獄です。

ねえねえ、ディープインパクトが負けたの知ってる? さっき松木くんのミクシイ日記で見たよ あの高い本おもしろかった? ああ、高いだけあるというかね。いやおもしろいというかなんというか (『透明文法』『初學歴然』は未読、『驟雨修辞学』は図書館で借…

恋に落ちた林田紀音夫

お仕事お休みです 冬です 大阪にいても奈良にいても寒いです ジュンク堂にやってきました お目当ての本はありませんでした やっぱりネットのセブンワンでの受け取り通販にすればよかった あなたっていつもそうよね なにかしてからやっぱりああすればよかった…

象徴をつくろう

◇読んだものから。 *『竹沢先生と云ふ人』 長輿善郎 (筑摩現代日本文學大系36) *「ナンバーワン・コンストラクション」 鹿島田真希 (「新潮」2006/1月号) *「ドストエフスキー [3]」山城むつみ (「文學界」2005/12月号) ◇しかし。 松浦寿輝(「明治…

解体の条件

◇読んだ本『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』森川嘉一郎 /幻冬舎 ◇文章そのもののわかりやすさという点では最近読んだもののなかでは ベストといっていい。そのわかりやすい文章で語られるのは、 アキハバラの変化に代表される、日本の「趣味」の変化の …

彼らはフェリーに間に合った

◇最近読んだ古本 *「CDジャーナル」2002/4月号 *「recoreco」2003/3-4月号 *「SFが読みたい!」2004年版 カタログというのは何につけおもしろい。ブックガイド本というのは いつのころからかちまたに山のようにあふれはじめたが、 それでも本一冊読む…

降る粉雪に、刺青も濡らさず

◇昨日は、ブックオフに今月号の「新潮」「群像」などがあったので まとめて買ってしまう。いっぱい読んでない本があるのに。 現在は長輿善郎の『竹沢先生といふ人』、上野さち子の『女性俳句の世界』 などを平行して読んでいる。アルチュセールの自伝とか読…

ウオーズマンよ、永遠に。

◇頂いた本*『あるきかたがただしくない』 枡野浩一 朝日新聞社 *「Es紅馬」11号 ◇二冊の本が同時に届いて、開いているとその濃厚な感覚に耐えられずに 思わず風呂の支度をして歩いて十数分のスーパー銭湯「極楽湯」まで歩いて はいりに行ってしまった。 …

八月の台風が来る街で

◇私には、塚本邦雄の第十歌集『されど遊星』は夏、 第十一歌集の『閑雅空間』は秋、 第十二歌集の『天變の書』は冬、 の印象がある。『されど遊星』より *もののふは木曾さきの世の夏の戀青き嵐に逅ひつつ逢はず *頬髯は穂積皇子(ほづみのみこ)の穂に出…

枡野さんから「FRAU」が届く

◇夕方、ピンポンとドアを鳴らされた。 枡野浩一さんから「FRAU」の最新号(9/5号)が届いたのだった。 中には、枡野さんの短歌絵はがきと、ロフトプラスワンの名阪ツアーの チラシが数枚。 ◇女性誌「FRAU」は、今号はこれって化粧品雑誌じゃねえの?…

ちょうちょぼっこ

◇ということで貸本喫茶「ちょうちょぼっこ」にはじめて 行って来ました。地下鉄四つ橋線四つ橋の六番出口から出て、 回り込むように反対側へ歩くって感じかな。 入り口はわかりにくいので最初通り過ぎてしまいました。 「生活雑貨」とかなんとかそういう看板…

「塚本邦雄の宇宙」

◇買った本 *現代詩手帖特集版「塚本邦雄の宇宙」詩歌玲瓏 思潮社 2400円+税 さっきの日記を書き終えて、ちょっとウエブのリンクをたどったら、 九月発売とかいってた詩手帖の塚本特集号が出ている模様。 さっそく十時まで開いてるイトーヨーカ堂内くまざわ…

郡上八幡とか多治見とか

◇郡上八幡に行ってきた。 郡上八幡のホームページ ↓ http://www.gujohachiman.com/kanko/ だいたいさ、盆踊りってやぐらのまわりに丸くなって踊るじゃない? 神の子供達はみな踊るってゆーか。 それが道の交差点にやぐらたてててさ、その交差点の十字路を一…

遊星民営化

◇どうも脱水が終わった洗濯物を干そうと手に持つと ちょっとべちゃっとするなあ、と思ったら、 百円ライターが底の方に残っていて、例のはってあるシールが、 ぼろぼろに剥がれていた。 あーこれが溶けてたのかな。 ◇辰巳泰子さんから歌集『セイレーン』をい…

星の歌を聴け

◇いや聴かなくてもいいんだけどね。 ◇買ったり読んだりもしてるんですがいまいち書く気にならない ここ数日。 ◇森村誠一の新刊のこと。魂の切影 (カッパノベルス)作者: 森村誠一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/07/20メディア: 新書 クリック: 2回この…

「肝心なことをいわない人ね」

◇急に思いたって三月書房に行く。 あるだろうと思った本は売り切れでなかった。 しまった。電話で在庫確認していけばよかった。 でもまあとりあえず買おうと思っていた、 『山田富士朗集』 現代短歌文庫57 『小中英之集』 現代短歌文庫56 を買う。さらに、 …

水中翼船と死

◇読んだ本僕なら言うぞ!―世紀末ニッポンの正しい眺め方、つきあい方作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 1999/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る書影とリンクは「はまぞう」というシステムがあるのでそれを「はてな」で使…

遠くは遠い

◇日月とお休みだったのですがとりたてて何もせず。 ◇倉坂鬼一郎『活字狂想曲』読了。それほど書くことなし。 スローフードの雑誌の「スローフード」も一応読了。 「バーティカル・フード」というのがちょっと目新しかったですかね。 皿に山みたいにお料理盛…

過ぎゆく山々

◇ということで奈良市は市長辞職市議会解散というのがあったので きょうは選挙。 笠井さんのところにいく途中には、丁度西にはるか生駒山、東にあかるく若草山が、 よく見えるところがある。 夕方は、鳥が多い。 ここいらはまだ、たんぼも多い。 かげりゆく、…

奈良のおはなしリンク二個

◇羽田野令さんの「ほぼ隔日 句草子」で、 先日の奈良ろくさろんでの津田清子を招いての、 「関西短詩型文学を語る会」の模様が。 あやめ池の旧橋本多佳子宅には、数年前には 娘さんが住んでいらして、晩年の山口誓子さんなんかと ごいっしょされてたりしてま…

「ユトリノ」vol.5 発売 (と思う)

歌一首とエッセイを書いてる「ユトリノ」八月号が出た模様で、 見本誌が届きました。 あと白夜書房さんからこの間ボディソープとかのセットのお中元が 届いたんですが、やっぱり小学館とか新潮社とか、 ながらみ書房とか梅里書房とか、 一水社とかマガジンマ…

9/24(土)枡野浩一・正岡豊トークイベントPRメモ

◇藤原龍一郎さんの掲示板、 「短歌発言スペース・抒情が目にしみる」に書き込んだもの。 [7661] 正岡です。9月のイベント。 投稿者:正岡豊 投稿日:2005/07/30(Sat) 17:27 藤原さんこんにちわ。正岡です。 最近体調はいかがですか。 9月のイベントのPR…

SF俳句のサイト

◇SF短歌というのは結構まじにやってるひとがいましたが、 こちらは海外のサイト。おもしろいのか? おもしろいのか? こういうことして。 SciFaiku.com

おともだちのイベント

◇おともだち(たっていっぺんしか会ってないけど)で俳人といえば俳人で、 合同句集『耀』でご一緒した岡田秀則さんの、シネテークがアテネフランセであります。 8月11日(木)16:30から。 くわしくはこちらから。 特集小川紳介と土本典明

教養幻想論

◇届いた本*『荒東雑詩』 高山れおな句集 沖積舎 3150円ああ・・・なんてかっこいい本なの・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・…

哀愁のベルジアン・ビア

◇買った本とビデオ 『ブギーポップは笑わない』 上遠野浩平 電撃文庫/メディアワークス 『鉄(くろがね)コミュニケイション1』ハルカとイーヴァ 秋山端人 電撃文庫/メディアワークス 『思想なんかいらない生活』 勢古浩爾 筑摩新書 「編集会議6月号別冊…

リンゴ輪廻

◇買った本 「短歌」 角川書店 2005/8月号 週刊「少年ジャンプ」 2005/8/8日号 『活字狂想曲』 倉坂鬼一郎 時事通信社 『米朝・上岡が語る昭和上方漫才』 桂米朝/上岡龍太郎 朝日新聞社 『ヴァーチャル・フィクション』 上岡伸雄 国書刊行会 『超日本むつか…

帰納は昨日、京は今日

◇昨日買った本 *「短歌研究」2005/8月号 短歌研究社 ねむた・・・。 青森県の。 それはねぶた。 ブーフーウー。 それはこぶた。 プロデュース。 それはのぶた。 どらーえもーんー。 それはのびた。 細木和子が竜がついてるとか。 それはほりえもん。 イヤー…

邪悪の邪、夢想の夢、えぐくとろけるきゅうりジャム

◇読んだ本*『夜の果てまで』 盛田隆二 角川文庫夜の果てまで (角川文庫)作者: 盛田隆二出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (95件) を見るストップしていた290頁から、もう一度読み始…