2006-01-01から1年間の記事一覧

我が名もクワゥテモク

◇・・・・・・そんなことはないです。 ◇買った本&ビデオ *『詩歌變』 塚本邦雄 不識書院 *『マンガの道−わたしは何故マンガ家になったのか』 ロッキング・オン *「en-taxi」2006/WINTER、2006/SPRING *「ユリイカ」 2005/4 特集 ブログ作法 *「文藝」 …

横道にそれるからだ

◇読んだ本 *『獅子座流星群』 小島ゆかり *『中学生のための社会科』 吉本隆明 *「pen」 2007/1/1&1/15合併号 特集 茶の湯デザイン *『ゲームの話をしよう3』 永田泰大 ◇買ったけどまだ未読 *『被差別の食卓』 上原善広 忙しいかと思ったらそれほどで…

北風と太陽風交点

◇読んだ本 限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学作者: 宮台真司,北田暁大出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2005/10/22メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 82回この商品を含むブログ (128件) を見る んー。これはおもしろかった。 この間、家父長制…

百花百獣譜

◇読んだ本&読みつつある本 *『友達ニ出会フノハ良イ事』 矢部雅之 ながらみ書房 *『瀬尾育生詩集』 現代詩文庫107 思潮社 職場の近所の東生駒図書会館という生駒市の図書館は、自習席もない どちらかといえば公民館っぽい図書館なのだけど、 短歌の本は県…

あと二週間

◇かなり前に兵庫ユカさんから歌集『七月の心臓』を送っていただいた。 ありがとうございました。 そしてちょっと前に、その『七月の心臓』の批評会で配布された小冊子、 「七月の心臓の栞」を島なおみさんから送っていただいた。 レイアウトも綺麗な、大判薄…

月曜日通り

◇ほとんど目が見えなくなった父を病院に連れていく。 注射と軽い診察だけだからすぐに終わるが、 このごろますますちょっとしたことで怒り出すようになってきたのが やりきれない。 ◇買った本ヤスケンの海作者: 村松友視出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003…

夕べの祈り

◇読んだもの *「沖で待つ」絲山秋子 (「文藝春秋」2006/3月号版) *「残光」小島信夫 (「新潮」2006/2月号版) *『夷狄−バルバロイ』城戸朱理 思潮社 *『眼鏡屋は夕ぐれのため』 佐藤弓生 角川書店 「沖で待つ」は案外とあっさりした話で、この作者な…

ファビュラス・サンドイッチ・ボーイズ

金紙&銀紙の 似ているだけじゃダメかしら?作者: 枡野浩一,河井克夫出版社/メーカー: リトルモア発売日: 2006/12/04メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 52回この商品を含むブログ (11件) を見る 戴きました。ありがとうございました。 とい…

白鯨のメッセージ

◇読んだ本神の子犬作者: 藤井貞和出版社/メーカー: 書肆山田発売日: 2005/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る *「Mobaile Society Review 未来心理」Vol1〜7↓ http://www.moba-ken.jp/activity/msr/index.html 郵便受け…

ちょっと壮観

◇単なるリンク。 書店員さんの本買い日記。 『「海」精選短編集』なんて出てたのか。 きれいな指をしてたんだねと同じくらいに知らなかったよ。 夜、暗殺者の夜の果てへの旅(さようなら、私のブログよ!)↓http://d.hatena.ne.jp/elieli/

菖蒲池・蛙又池

◇1990年、「琴座」という俳句結社にはいったのは、安井浩司が まだそこの同人だったからで、それがどんな俳句結社かも、 ほかに誰がいるかも知らなかった。もちろん主宰が永田耕衣と いうのは知っていたし、入ってすぐに永田耕衣卒寿の会というのが あって、…

論争の続き

◇「週刊時評」の論の続きが展開されています。 http://www3.osk.3web.ne.jp/~seijisya/jihyou/jihyou_061204.html 「大勢のひとたち」のなかでいかに歌を作っていくか。 そのことのなかに「身分としての思想」の解体の契機があればいいなあ、と こころから思…

花よりもわずかに軽薄に

◇ということで「サンパン」を読み始める。 「サンパン」は本当は舟扁に山を書く字の「サン」と「板」で、 木の舟とかそういう意味らしい。 発行所のウエブのページが今表示されないので、 リンクはしないが、なにやら事情でEDI叢書等の出版を中止するそうな…

ところで

◇ところで、「水声通信」5号の藤沢周の文章を読むと、城戸朱理が 野村喜和夫のことを「ノムりん」と呼ぶ場面が出てくる。 ノムりん! 氏名ににラ行があると「−りん」になりタ行があると 「−ちん」にはなるというものの。 ◇ところで、いつのまにか号数をかさ…

ミックスダウン・チャイナタウン

◇三月書房に行って買った本&もらいもの 買ったもの *「水声通信」2006/3月号特集 野村喜和夫 詩の未来にかける * 同上 2006/10月号特集 宮川淳、三十年の後に *「サンパン」第一期・第二期セット エディトリアルデザイン研究所 これもらえますか、といっ…

冬のオート・デテクト

◇引き続き「岡井隆全歌集4巻」を読んでます。 「大洪水のあと」とおぼえていたら『大洪水の前の晴天』だった! なんとなく「あと」の方が、昔々のまだ金髪の幼女が表紙の 写真に使われたころの別マに、 たまに載ってたファンタジーマンガっぽいんですけど。…

クイネマ、クイネマ

◇今日の日記のタイトルは美内すずえの(以下略)。 ◇読んだ小説 *「静かな夜」佐川光晴 「群像」2006/4月号掲載 はあ・・・・。 おもしろかった・・・。 ていうかマクドナルドで小一時間ほどで没頭して読みふけって 出ようとするとマクドの小柄な女店員に「…

集積と騒擾

◇枡野さんの文庫『ショートソング』がさっそく重版が 決定したそうで、それはなによりです。 ただ、ネットでの本の批評への反応というのは、 誰かがものすごく罵倒していて、 そんなに極悪なほどつまらないのだったら、 一度読んでみようと思って買って読ん…

オーストラリアの洞窟

◇ネットに書いてないときは、ほんとに 短歌のこともネットのテキストも、 ほとんど関心がなくなるのに、 どうして書き出すといろいろなものが気になってくるのだろう。 ◇今日もお休みなので図書館へ。 「現代詩手帖」の「現代詩新人賞」の記事が。 でも巻頭…

論争ひとつ

◇単なるリンクです。 青磁社のウエブページの週刊時評のところ。 小高賢さんが大辻隆弘さんと吉川宏志さんの書かれたものに 異議をとなえています。 私は昨日のチャットではじめて教えてもらいました。 確かに続きは気になりますね。 青磁社◆ 週刊時評 ◆ htt…

素晴らしい猫

◇読んだ本 ショートソング (集英社文庫)作者: 枡野浩一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/11/17メディア: 文庫 クリック: 80回この商品を含むブログ (137件) を見る 素晴らしい・・・・。 素晴らしい本である・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・…

ジェイク・シマブクロの11月22日

◇読んだ本 *『環状線のモンスター』 加藤治郎 *『文藝ガーリッシュ』 千野帽子 『サニーサイドアップ』から十数年、初めて加藤治郎の歌集を 普通に本屋の棚からすっと抜き出して買うことが出来た。こういうことに 感慨を抱くのは私ひとりかも知れないが、…

式部と武尊

◇今日も雨。父が病院へ行く日なので実家に行こうと 思ったら、来なくていいよと母から電話。 まあそれならば。◇またスーパー銭湯に行こうかと思って国道24号線をくだる。 新しく出来ていた(というか新築した)喫茶店「ぷろばんす」に 気が向いたのではいっ…

秋雨買物隊

◇傘も持たずに難波ジュンク堂へ行く。*『岡井隆全歌集4巻』 思潮社 *『文藝ガーリッシュ』 千野帽子 河出書房新社 *『環状線のモンスター』 加藤治郎 角川学芸出版 などを買ったら14335円なり〜。貧乏人なのに! ◇400円券をもらったので3階でお茶。 コ…

ひたすらに別れしひとのいかなれば

◇雨。降ったり、やんだり。 ◇岡井隆全歌集第三巻を、読みさしのところから読み始める。 いつ買ったのか忘れてしまった。 難波のジュンク堂で一万円以上本を買うと、送料無料で自宅配送 してくれるんだそうで、これを買ったときにレジで言われて初めて知った…

あっ、午前零時だ

近代定型の論理―標語、そして虚子の時代 (豈叢書)作者: 筑紫磐井出版社/メーカー: 豈の会発売日: 2004/03メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る ◇えーと。 これでうまく表示されるのかな。 ◇ぼーとしているうちに今年も終わりに…

豆腐屋的脱構築

◇新年明けましておめでとうございます。 といってももう七日で、明日はもう若草山 の山焼きで、このまま雪がさほど降らなければ、 綺麗に山肌を炎が走ることでしょう。 今年も円盤が責めてきてウィル・スミスが 宇宙人をひきずったまま砂漠を横断することと…