2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

矛盾に耐える情熱

◇買った本 *『天使が通る』 浅田彰・島田雅彦 新潮文庫 *『ミュージック捜査線』 ピーター・バラカン 新潮文庫 *「音楽の手帖・ベートーヴェン」 青土社 *『御緩漫玉日記 一巻』 桜玉吉 エンターブレイン *『豪華版・日本文学全集・第六巻/古典詩歌集…

これは先生、お厳しい

◇むかしむかしあるところに、勇気のある男の子がいました。 勇気というものはだいたいにおいて、本当のことをさがすために あるものですが、その男の子のもちあわせた勇気もごたぶんにもれず、 たいがいは本当のことをさがすために使われました。 それが良い…

添削したらそこで試合終了ですよ

◇買った本 *『岡井隆と初期未来−若き歌人たちの肖像』 大辻隆弘 六花書林 *『石田徹也遺作集』 求龍堂 *『音速平和』 水無田気流 思潮社 てくてくと三月書房へ。 ちょっと前までと違って、あ、これ買いたいな、と思う本が 増えた気がするのはいいことなの…

敵は船頭、船頭版

◇いただいた本 *「川柳木馬」 第114号 北村泰章追悼号 袋から取り出して、追悼の語が目にはいった。驚いた・・・・。 逝去は8月19日とのこと。 北村さんに会ったのは、確実におぼえているのでは二回で、 一回目は短詩系文学研究会「獏」の五周年か六周年の…

ネットは見ているあなたが離れるそのときを

◇買った本とか *『2ちゃんねる宣言』 井上トシユキ+神宮前org 文藝春秋 *『弟』 石原慎太郎 幻冬舎 *『思想とは何か』 吉本隆明・笠原芳光 春秋社 *「もより #04」 フォックス出版 2006/08 *「もより #05」 フォックス出版 2006/10 *「ピスケ…

新しいまぜあわされた美しさ

◇いただいた本 *「−俳句空間−豈」 2007.oct.45号 この号はおもしろかった。 特集は「●伝統の黄昏/伝統の新興」という飯田龍太の死を主に契機としての 俳句の伝統を再考するというものと、「戦後俳句論争」という論争をポイントにしての 戦後俳句の史的再考…

11月は村上隆が奈良に来るそうで

◇文化の日の前後に「文化力」という例の文化庁の催しで、 今年は奈良のホールで村上隆をまねいてのシンポや講演が11月10日にあるんだとか。 おう、入場無料300名ね、とか気がついたときにはすでに申し込みの締め切りが 終わっていた! 残念というほどでもな…