キンモクセイと三冊の冊子

◇買った本*「短歌」11月号 *「俳句」11月号◇入手*「scriputa」2013 autumn ◇短歌賞と俳句賞の発表の号で、妙に気になって二冊とも買ってしまった。 感想を書き留めておきたいとおもった。 ◇いい歌を読みたいとかいい歌を書きたいとかは自分の中にいまもあ…

49歳からはじめる短歌・俳句・川柳・連句・現代詩入門(第八回)

◇第八回目を書きました。 ◇ちょっと今回も長いですね。 あと二、三回くらいでいったんこの「入門」も終わろうかな、 と思っています。 ------------------------------------------------------------------------------------ ◇本を出すってどういうこと? …

49歳からはじめる短歌・俳句・川柳・連句・現代詩入門(第七回)

◇第七回目を書きました。 ◇まだまだ「入門」じゃなくて、ただ好きなことをいってるだけ感が ありますが、もう少し書いたら、単純に「入門」みたいなことにな っていくと思います。 -----------------------------------------------------------------------…

49歳からはじめる短歌・俳句・川柳・連句・現代詩入門(第六回)

◇第六回目です。 ◇ここまで書きましたが、買い物に出たりしたいので、 一度あげておきます。 となりのおっさんが話してるようにずっと書きたいのですが、 このあたりの話でそれをするのは難儀ですね。 ----------------------------------------------------…

49歳からはじめる短歌・俳句・川柳・連句・現代詩入門(第五回)

◇第五回目を書きました。 ---------------------------------------------------------------------------- ◇入門書は新しいものを買おう この文章は「語りかける」口調で私は書いています。 そういう口調には、いいところも悪いところもあります。 こういう…

mixi日記再掲載 短歌 「秋雨の中で」

◇次に何を書こうかを考えてるうちに一日が終わってしまいました・・・。 ◇ということでmixiから短歌をのせておきます。 ツイッターには更新とか書きません。 ---------------------------------------------------------------------------- 2010年11月23日0…

49歳からはじめる短歌・俳句・川柳・連句・現代詩入門(第三回)(

◇第四回目を書きました。 ◇お前はキャントゥーズを読んだことあんのか? とか言われそうだなあ・・・。 ボリビアの詩人タマーラとかみなさん知ってますか? ボリビアではどれくらい読まれてるんでしょうねえ。 詩歌はわからないことだらけですねえ。 -------…

49歳からはじめる短歌・俳句・川柳・連句・現代詩入門(

◇第二回目も書きました。 「見出し」をつけるといいんですが、そのまま、上の方にコピペします。 ---------------------------------------------------------------------------- ◇益田ミリに学ぼう 益田ミリさんというマンガやエッセイ、イラストレーター…

紀伊國屋書店出版部「scripta」の感想

紀伊國屋書店出版部 No.1.2.3.9以外の No.1〜No.25号> ◇ツイッターでも書いたが、京都のアバンティ六階の書店で、 この冊子の最新号を、袋に入れてもらった。 出版社の広報誌というのが好きだから。 「波」や「本の窓」みたいなものかと思ってたら かなり違…

『もしニーチェが短歌を詠んだら』/中島祐介  について

もしニーチェが短歌を詠んだら作者: 中島裕介出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2012/07/24メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る ◇amazonで購入した。便利なのはわかっているが、ネットで本を買うのは 好きではない。買いに…

現代詩文庫『倉田比羽子詩集』について

倉田比羽子詩集 (現代詩文庫)作者: 倉田比羽子出版社/メーカー: 思潮社発売日: 2012/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る◇倉田の詩集は、もう十年以上前に『夏の地名』を読んだことがあった。 ほかの本は処分しても、なかなか処分しがたい…

ツイッターでの短歌連投と今日買った本とか

◇朝の9時30分前後、自作の短歌五十首をツイッターで連続して流す、というのを やってみた。テキストは、メールマガジンの「ちゃばしら」に寄せて、その翌年に 名古屋で飛永京さんのピアノで組んだ朗読ライブの最後で詠んだ一連である。 「ちゃばしら」のサイ…

北方謙三『寂滅の剣』の感想

寂滅の剣―日向景一郎シリーズ〈5〉 (新潮文庫)作者: 北方謙三出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/09/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る ◇普段肯定的でない文章や物言いをしている人が、 急に何かをほめる物言いをすると、ああ、結局この…

mixi日記再掲載(4)読んだ本−桜庭一樹・津村紀久子

◇別に小説を読まないわけじゃないですけど、 やっぱり少ないかなあ。ということで長編と中短編集二冊の感想です。 --------------------------------------------------------------------- 読んだ本−桜庭一樹・津村紀久子 2010年11月19日14:41 ◇読んだ本 私…

mixi版日記再掲載(3)『新撰21』におもうことなど

◇二回にわけて書いたものを、ひとつにして再掲載します。 ◇コメントを頂いた分があり、自分の書いたものだけを最後につけてあります。 -------------------------------------------------------------------------------------- 『新撰21』におもうことな…

玲はる名個人誌「ブルートレイン」1号2号の感想

◇玲はる名個人誌「ブルー・トレイン2号」には、 広瀬犬山猫(ひろせいぬやまねこ)さんの短歌30首が 掲載されている。その中に次のような歌がある。 ※ラブプラス、彼女三人それぞれの名前がなんと「バカ」の二文字。 広瀬犬山猫 この歌は次のように変えては…

mixi日記再掲載(2)『アフロ・ディズニー2 MJ没後の世界』の感想文

◇二回目。少し時期を遡るともうそんな本誰も読んでいないんでは、 という印象があるこのごろ。もうこの本も古いという印象が。◇感想文とつけるのは、「書評」と自分であんまりいいたくないなあ、と 思うからですね。---------------------------------------…

mixi版日記再掲載(1)抒情のポジション-同人誌「町」4号評

◇mixiだけで日記や短歌を書いていた時期があり、サイトにのせた 「アマポーラ」もそのときの作品です。 こうしたblogとの差は、やはり「検索」にひっかからないということだと 私は思っています。少し時期的には過去のものになりますが、その中から 書評っぽ…

「川柳カード」創刊記念川柳大会投句

◇ということで、ツイッターで言った大会用の下書き句と、出句したものです。◇課題・脈 静脈の中でうちわを母が振る 戦争が今も脈打つ日本海 清盛の病の脈と春の雲 風に脈あるかと秋刀魚焼きながら(投句・落選) きみという水脈だけで生きてゆく(投句・落選…

枡野浩一・杉田脇士『歌 ロングロングショートソングロング』の感想

◇「本」とは、ドキュメンタリーである。◇気の利いた言い方をしようとしている。気が利かないより利いたほうが、 なんとなく感じがいいような気がするから。でも本当はそんなことを 誰も強要しているわけでもない。でもこのごろよく耳にするあの「空気読めよ…

永井祐歌集『日本の中でたのしく暮らす』の感想

◇永井祐さんから歌集をおくってもらって私はとても楽しく読んだ。◇遠い昔の『別冊マーガレット』に載っていたマンガで(たぶん大谷博子の作では ないかと思うのだが、さすがにもうそこまでは覚えていない)、満員電車の中で 気分が悪くなってきた主人公の女…

「自己の利害」/「共有の報酬」

◇いただいた本 *第二次「未定」87号 「座談会:現代俳句・現代短歌・現代詩の動向と諸問題」というのが掲載されていて、 これが結構おもしろかった。 出席者は江田浩司・久谷雉・高原耕治・滝口浩・西口昌伸の五人と、司会に玉川満である。 俳句誌の「未…

「ジョン・ゾーンが騒ぐだけのことはある!」

◇買った本 *『麦踏みクーツェ』 いしいしんじ 理論社 *『となり町戦争』 三崎亜記 集英社 *『スポーツ解体新書』 玉木正之 朝日文庫 *『インストール』 綿矢りさ 河出文庫 *『ニッポンの舞台裏』 吉田司 洋泉社 *「現代短歌雁」52号 2002/5 雁書館 *…

矛盾に耐える情熱

◇買った本 *『天使が通る』 浅田彰・島田雅彦 新潮文庫 *『ミュージック捜査線』 ピーター・バラカン 新潮文庫 *「音楽の手帖・ベートーヴェン」 青土社 *『御緩漫玉日記 一巻』 桜玉吉 エンターブレイン *『豪華版・日本文学全集・第六巻/古典詩歌集…

これは先生、お厳しい

◇むかしむかしあるところに、勇気のある男の子がいました。 勇気というものはだいたいにおいて、本当のことをさがすために あるものですが、その男の子のもちあわせた勇気もごたぶんにもれず、 たいがいは本当のことをさがすために使われました。 それが良い…

添削したらそこで試合終了ですよ

◇買った本 *『岡井隆と初期未来−若き歌人たちの肖像』 大辻隆弘 六花書林 *『石田徹也遺作集』 求龍堂 *『音速平和』 水無田気流 思潮社 てくてくと三月書房へ。 ちょっと前までと違って、あ、これ買いたいな、と思う本が 増えた気がするのはいいことなの…

敵は船頭、船頭版

◇いただいた本 *「川柳木馬」 第114号 北村泰章追悼号 袋から取り出して、追悼の語が目にはいった。驚いた・・・・。 逝去は8月19日とのこと。 北村さんに会ったのは、確実におぼえているのでは二回で、 一回目は短詩系文学研究会「獏」の五周年か六周年の…

ネットは見ているあなたが離れるそのときを

◇買った本とか *『2ちゃんねる宣言』 井上トシユキ+神宮前org 文藝春秋 *『弟』 石原慎太郎 幻冬舎 *『思想とは何か』 吉本隆明・笠原芳光 春秋社 *「もより #04」 フォックス出版 2006/08 *「もより #05」 フォックス出版 2006/10 *「ピスケ…

新しいまぜあわされた美しさ

◇いただいた本 *「−俳句空間−豈」 2007.oct.45号 この号はおもしろかった。 特集は「●伝統の黄昏/伝統の新興」という飯田龍太の死を主に契機としての 俳句の伝統を再考するというものと、「戦後俳句論争」という論争をポイントにしての 戦後俳句の史的再考…

11月は村上隆が奈良に来るそうで

◇文化の日の前後に「文化力」という例の文化庁の催しで、 今年は奈良のホールで村上隆をまねいてのシンポや講演が11月10日にあるんだとか。 おう、入場無料300名ね、とか気がついたときにはすでに申し込みの締め切りが 終わっていた! 残念というほどでもな…