オーストラリアの洞窟

◇ネットに書いてないときは、ほんとに
 短歌のこともネットのテキストも、
 ほとんど関心がなくなるのに、
 どうして書き出すといろいろなものが気になってくるのだろう。


◇今日もお休みなので図書館へ。
 「現代詩手帖」の「現代詩新人賞」の記事が。
 でも巻頭は谷川俊太郎の特集。
 荻原さんの短歌時評は今月で終わりみたい。
 二年もやっていたのかあ、ほんとに月日ははやい。
 中尾太一というひとがその賞をとったとかで、
 受賞作を数ページほど。
 選考合評がのっていて、
 「詩の選」をする、ということへの前置きをまず
 話していて、それが割と長いのがおかしい。
 短歌や俳句だとこんな前置きないからね。
 受賞作は、選考委員も言ってるけど、いいですね。
 稲川方人が、「泣ける」というのはよくわからないですが。
 講談社ノベルスがはいってる感じはあるけれど、
 なによりも、ハングリーですね。
 「がんばれ元気」みたい。
 ネットで検索してもまとまった感想はまだないですが。
 雑誌買ったら感想書こうかなと思います。
 「短歌研究」の年鑑がはいってるかなと思ったら、
 まだ11月号でした。松木秀さんのお姿をはじめて拝見。
 身長高いのかな? 割と。
 そのあと京都書院の「陶」のシリーズなどを。
 小川街子さんの巻が良い。
 っていうか今検索したら、まだ京都書院は在庫本の通販やってるのだった。


◇外へ出ると、広い県立奈良図書情報館の前庭は、
 ライトアップがほどこされてるみたいにきれいだった。


◇帰って、またネットにつないで、
 作家のサイトとかになんとなく読みふける。
 ミクシイのゼノサーガコミュを見てたら、
 ゼノのBGMのMIDIを打ち込んでアップしてる人がいたので、
 落として見る。まだいたんだーこんなひと。
 そうこうしているうちに・・・
 (中略)
 ・・・・が空いたので食パンを焼く。
 窓の外は。
 もう秋も終わりの。
 冬。
 あ。
 空。
 すべての荻原裕幸を引用した詩が!
 空に!


◇買った本


*「群像」 2006年4月号
 小川洋子恩田陸 対談「小説と世界の秘密」
 小川「私たちはつまり記憶の収集をしているんでしょうね。」