ちょうちょぼっこ

◇ということで貸本喫茶「ちょうちょぼっこ」にはじめて
行って来ました。地下鉄四つ橋線四つ橋の六番出口から出て、
回り込むように反対側へ歩くって感じかな。
入り口はわかりにくいので最初通り過ぎてしまいました。
「生活雑貨」とかなんとかそういう看板が道に出てるビルの
四階で、入り口もビルもまったくこじゃれていないので、
最初は行きにくいですかね。


◇古い事務所みたいなドアを開けると、小さなテーブルがひとつで、
あとまわりは本棚。
いわゆるいまっぽい、レトロモダン系の本が多いという感じで、
現代詩手帖の尾形亀の助特集とかはあるけど、
『中村富二一万句』とかはない、というような感じですね。
意外と本好きな人と川柳好きなひとはほんとにかさならないですね。
本とコンピュータ」も第二期からバックナンバーがありました。
あと「エスクワイヤ」とか、マンガだと「アックス」とか。


◇とりあえずアイスコーヒーを頼んで、
かたわらのミニコミというか小冊子っぽいものの並んでる棚を
少しづつ。
手作り感のある冊子がかなりあって、邑書林のセレクション柳人も
こういう手書きイラスト本みたいなのにしたら、かえって
こういう本好きなひとにうけたのかなとか考えますね。
末井昭さんが、コンビニで売られるようになったら、弁当も本も
同じだ、といってましたが、だからある程度しっかり売ろうと思うと、
とりあえずコンビニ弁当に見えないような作り方をする、
手渡し方をする、
というのがひとつの手なのかも。
あ、でも前のアンソロジーは一応1000部は出ましたしねえ。
本は難しいな。
見たことなかったアートンのPR誌「あとん」とか、
鎌倉の出版社「港の人」のPR誌「港の人」などもあって、
あの4800円の本は200部しか刷ってないのか、とか
それなりにはじめて知ったことはいくつか。
あと北尾トロさんが作った雑誌の二号が一冊あって、
こういうのは東京だとタコシェとかいったらあるのかも
(もうないのかも)知れないけど、関西ではあんまり見ないですね。


◇ただちょっと冷房があんまりきいてなくて(^^;)。
私は汗かいてました。


◇貸本喫茶なんですが、入り口のかたわらには売り物の古雑誌も
あって、「骸子」の音響詩の特集号があったりなんかしました。
うーん。買ってもよかったんだけど。まあいいや。


◇帰ってからは近所の小学校の大宮まつりへ。
夏も終わりに近づいているような。