哀愁のベルジアン・ビア
◇買った本とビデオ
- 『ブギーポップは笑わない』 上遠野浩平 電撃文庫/メディアワークス
- 『鉄(くろがね)コミュニケイション1』ハルカとイーヴァ 秋山端人 電撃文庫/メディアワークス
- 『思想なんかいらない生活』 勢古浩爾 筑摩新書
- 「編集会議6月号別冊・みうらじゅん全一巻」 宣伝会議社 H14/6/1発行
- 「スローフード」vol.00 木楽舎
- 「Lmagazine」 2004/4
- 『ターンエーガンダム4』
- 『フェイス/オフ』
- 『エネミーオブアメリカ』
「ファウスト」VOL5は上遠野の特集だったので、そんなにほめてるんならと
一冊。あとノベルゲーム特集での「ひぐらしの鳴く頃に」の体験版もダウンロード。
(100メガほど)起動させてみるが、オープニング少しで挫折。こういうものを
ひさしぶりにするからか、「クリックして次の文を読む」というのが激しく
鬱陶しい。「YU-NO」というのもハードディスクのなかに眠っているのだが、
たるくて最初の方でとまったまま。あとちまたでおすすめ人の多い、秋山さんの
ものを一冊。ミクシイにも秋山コミュがあるらしいので気になるひとは見るが
よろし。読んでないけど笠井潔の『空の境界』の講談社ノベルス版の解説は、
妙にスケールが大きくておかしい。『戒厳令の夜』って伝奇か?あと半村良が
読まれなくなったのは、とにかくみんな「飽きた」んだと思う。
小説ってなんかそういう「飽きる」「飽きない」の世界なのでは。
電撃文庫の創刊の辞は、角川歴彦なのでした。
「ライトノベルなんていうけど売れてるのは、「グインサーガ」と「マリ見て」だ」
というのは、あ、そうなの、という感じ。
勢古さんというのは河出の文芸別冊吉本隆明で対談していた、一種の「本書き」。
もしくは新書作家。新書やワンテーママガジンも一種の「ボックスロマン」だと思う。
中身は現在読まれてる感じがする、文芸・思想系の書き手の批判。
「編集会議」のみうらじゅん特集はこんなの出てたのねという感じ。
あ、編集長花田紀凱なのね。
エロスクラップの見開きの写真、28頁にわたるほぼ全作品解説は圧巻。
スローフードはスローフードのマジな本。
食をおいしく深く味わい、学術的にも探求することをガストロノミーというらしい。
がすとろのみい、ねえ。
古いエルマガは、特集のスープカレーやスンドゥーフやココットの専門店に
ちくっといってみたくて。
どうでもいいけどこの間青山で見たフルーツケーキのデザインはすごかった・・・。
ビデオは全品200円だったので。
一度も見たことがない「ターンエーガンダム」は世界名作劇場みたいな、
「おじょうさまー」というセリフをやたら主人公がはくのがははあ、って感じ。
◇あと昨日買った『昭和上方漫才』など読む。
- 作者: 桂米朝,上岡龍太郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 6回
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それなりにおもしろいが、結局私が記憶にあるのはこの本が終わっている
あたりからのちょっと先あたりからなので、そういうものはまったく書いて
いないのだった。
『グリコがっちり買いましょう』のセット写真だけはあるのに、あの十万円七万円五万円
にいたる口上も書いてなくてさみしい。「歌って笑ってドンドコドン」はそんなに
長くやっていたのかと感心する。(スタート時は上岡龍太郎・キャッシー・今西ふさ子、
途中からキャッシーが抜けて桂雀々)単なるテレビ番組やラジオ番組でしかなかった、
というものはいま知的には振り返られないわけだけど、「夕焼け笑劇場」とか
安価でDVDになったら買ってみたい。いまの番組は別にいいや。
「水曜どうで−」なんかよくあれだけDVD売れたよね。
ダイマル・ラケットの漫才台本が、ちくまの「ちくま文学の森」六巻にはいってる
とはしらなんだ。それは粋といえば粋なような。
昭和32年ごろの森光子の写真があるがそれはキュートでかわいい顔で感心する。