それは「D食2」とはまったく違って錦市場を進むミッション
◇今日買った本
*週間「少年ジャンプ」45号
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- 作者: 竹信悦夫
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2005/12/10
- メディア: 単行本
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◇10月号のLマガジンを読んでいると、京都の精華大学の関連ショップ、
「shin-bi」というところで、出品者が本を持ち寄ってのフリーマーケットを
ときおりやっているらしい。出店料は2000円だとかで、次回は11月の3日。
ちょっとおもしろそうなので、出してみようかな、というので、
天気のよかった今日にまずは場所の下見に。
◇京都地下鉄四条駅から歩いて二三分の「COCON烏丸」というビルの中。
こじゃれた緑の外観のビルの三階に、その「shin-bi」というショップは
あったのでした。
本と雑貨を美術館の付属のショップみたいにおいてあるところで、
ちょっと偏差値高そうな本がガラスの棚板の什器に平置きしてあるような、
そんなとこですな。カラフルなポーチとか小物とかも、並べてあったりします。
その奥の方にギャラリーみたいなところがあって、9/29日にはそこに佐々木敦が
来てトークがあったみたいです。
まあそういうとこですな。
同じビルには京都シネマという映画館がはいっていて、「バーバー吉野」とか
そういうポスターがはってあったりします。
「サイゾー」の最新号がなんかマンガ雑誌の特集で、
なんとなくざっと立ち読みしたりなんかして。
単行本はそれなりに売れてはいるが雑誌の部数は減ってる話とか、
そのあたりはそれなりにおもしろかったです。
あとテレビドラマになっても売れるものと売れないものがあるとかで、
ヤングアニマルの例のハチクロの人の新連載の号は売り切れちゃったけど、
次の号からはもとに戻った、みんなこれなら単行本買おうと思ったんだろう、
とかいうのはなるほどね、という感じ。
◇まあ別にその「cycle book fair」とかいうのの参加はまた考えよう、
ということでてくてくとそのあたりをお散歩。
最近あんまり本屋にいっても自分の中に燃えるものがなくなってきたのは、
今年にはいってからずっとそうなのだけれども、せっかくなので、
道沿いに本屋があるとはいってみる。
ブックストア談、というお店にて。
前から気にはなっていたジョン・K・ペー太という、ちょっと電車の中で
ひろげるのは勇気がいるかな系の成年コミックが一冊あったので、
買ってみる。帯には、
「暴虐の極みと、その果てにあるチープな落ちを体感せよ!」と
小さく書いてありますが、確かにほわっとなるような落ちが各マンガの
ラストにつけられていて、そこはふーん、となりますね。
レジのところに少年ジャンプがあったので、あ、これも、
といって一緒に購入。
ほんとに載ってた「HUNTER×HUNTER」。
さきほどの「サイゾー」の記事によれば十週分くらいの原稿がたまったぐらいだ、
とのことですが、さて。
◇その次はジュンク堂。
難波や池袋ほどは大きくないですが、それなりに五階までフロアがあって、
文芸書は主に一階の模様。
ちょうど私の背の高さくらいまでの棚が並んでいて、東京堂書店みたいな
店内の感じ。
書評とかを集めたコーナーで赤い装幀の並装の本があって、
高橋源一郎と内田樹が対談で解説をしているものが、
つい買ってしまった上記の竹信悦夫のウエブの書評をまとめた本。
刊行は2005年1月なのでさほど新しい本でもないのだが、
高橋*内田対談はちょっと長めで、どちらもプライベートトークっぽくて
なかなかにおもしろかったとです。
詩歌系の棚では「るしおる」の休刊の号があって、うーん、いったん終わるのかー、
と感慨深し。
関口涼子の新詩集があって少し迷って結局棚に戻したり。
邑書林からのセレクション俳人の最新刊、高野ムツオ集が二冊。
ほかのもあったけどもね。
この高野ムツオ集にはいってる千葉皓史の俳論は、そんなに長くもないのに密度が濃くって
しかも俳人らしい現実把握にみちみちていておすすめです。
ってゆーか書く千葉さんもえらいが、
収録した高野−邑書林もすごい偉いと僕は思う。
◇ジュンク堂のレジのところに池澤夏樹の個人編集の文学全集の
パンフレットがあったので入れてもらう。
全巻まとめて買うと、59800円とちょっと最近のパソコンの
エントリーモデルくらいの値段になるのは偶然か?
あるいは奇遇か?
といいつつ文庫になったけど「奇遇」は読んでませーん。
連載の雑誌では二回分読んだんだけどね。