歌集の草稿を作成


◇歌集を作ろうと思った。
 単純にそれくらいのお金の余裕が出来たから、なのだが、
 この「余裕」というものにも個人的な「事情」や「理由」が
 ある。しかしそこまでここに書くこともあるまい。
 とりあえず、ハードディスクの中から歌を拾い出し、
 縦書きで印刷してみた。
 数を出してみたら、700近くあった。
 もっと少ないかと思ってたら意外とあった。
 半分捨てても300首になるから、これで一冊のかたちにはなるような気がする。
 捨てた歌が多いからといっていいものになるとも限らないけれど。
 とりあえず希望の所に申し込んでみた。
 そこがだめなら、別に近くの印刷所−奈良の明新社とか−で
 作ってもらったらいいように思う。
 ああ、おれ歌集つくるんだー、と思うと、結構気持ちがよかった。
 なにがどうなろうと、その「自分の気持ちのよさ」というのは、
 真実なのだろうな、と考えている。


小谷野敦の『片思いの発見』、小倉千加子の『結婚の条件』など読了。
 何冊か文学全集の端本とかを買い込んだが、読了はするのやら、
 またいつになるのやら。


◇バレンタインで、百貨店の地下食品売場の「ビバ・ラヴェジ」という
 惣菜屋で「チョコレートクリームコロッケ」というのを限定販売
 (25個(笑))していたので帰りに一個買って、生駒駅のホームで
 ほおばって見る。見た目は普通のコロッケだが、中身は、
 おお、チョコレートが確かに。
 これがわりといける。
 ご飯のおかずはきびしいが、スナックとして食べるにはいい感じ。
 コンビニやマンガ喫茶におけば、売れるのでは。
 今日と明日の限定です。
 近所のショッピングセンターにこの惣菜店がある人はお試しを。


◇歌集のために歌を拾い出していて気が付いたのだが、
 ユリイカのブログ特集で名前が出ていた「二階堂奥歯」というひとの
 日記を、無断で引用して歌を付けたものを書いたものがあった。
 あ、この人のことだったのか、どこかで見た名前だなあと感じてたのだ。
 だだっぴろいウエブの領域でこういうものが「共有」される領域に、
 私も触れていたってことかな。
 しかし「共有」があるところには「排他」が必ずあるはずで、
 さてこの場合排他されるものとは何であり、何であったのか。
 うーん。